「ブログを始めたいけれど、どこから手をつければいいのかわからない…」そんな悩みを抱えていませんか?
ブログを運営するなら、自由度が高く本格的なサイトを作れるWordPressがおすすめです。無料ブログサービスもありますが、デザインの制約や広告の制限があるため、長く続けるならWordPressの方が圧倒的に有利。実際、多くのプロブロガーや企業サイトもWordPressを採用しています。
とはいえ、「サーバー契約って難しそう…」「インストールや初期設定が大変そう…」と不安に思う方もいるかもしれません。安心してください! 本記事では、初心者でも迷わずWordPressブログを開設できるように、手順をわかりやすく解説。サーバー・ドメインの契約からWordPressのインストール、基本設定、さらには記事の書き方まで、順を追って説明します。
これを読めば、今日からでもWordPressブログをスタートできる準備が整います! 初めてのブログ運営をスムーズに進めたい方は、ぜひ最後までチェックしてください。
WordPressブログを始める前に
1. WordPressとは?無料ブログとの違い
WordPressは、世界中のサイトで使われている超有名なオープンソースのブログシステムです。無料ブログと比較すると以下のような特徴があります。
項目 | WordPress | 無料ブログ |
---|---|---|
費用 | サーバー代やドメイン代が必要 | 基本無料 |
デザイン・機能の自由度 | テーマやプラグインでカスタマイズ可能 | デザインや機能に制限が多い |
ブログの資産性 | 自分のサイトとして積み上げられる | サービス終了や規約変更のリスクがある |
広告の自由度 | ほぼ制限なし | 広告禁止の可能性あり、規約による制限も |
収益化との相性 | 広告配置の自由度が高く、伸びしろ大 | サービスによっては広告掲載に規定がある |
WordPressはインストール型のため、初期設定やサーバー管理を自分で行う必要がありますが、そのぶん自由自在に運営できるのが魅力です。一方、Amebaブログやはてなブログなどの無料ブログは、アカウントを作成すればすぐに記事を書き始められる気軽さがメリット。ただし、制限や規約変更などのリスクは否めません。
2. ブログの目的を明確にする
WordPressを使うにせよ、無料ブログを選ぶにせよ、まずは自分が「なぜブログをやりたいのか」をはっきりさせておくと迷いが減ります。
- 収益化を目指したい
アフィリエイトや広告収入など、ブログを通じてお金を得たい場合はWordPressがおすすめ。広告配置の自由度やデザインのカスタマイズ性が高いからです。 - 趣味や情報発信がメイン
趣味で気軽に始めたいなら無料ブログでも十分楽しめます。ただし長く続けたい場合や、のちのち収益化を検討しているなら、やはりWordPressのほうが腰を据えて運営しやすいでしょう。
また、ブログのテーマ選びも重要です。料理、旅行、読書、転職経験談…いろいろありますが、「自分が興味を持って長期間書き続けられる題材」を選ぶと挫折しにくいです!
WordPressブログの始め方【手順解説】
1. レンタルサーバーとドメインを契約する
WordPressブログ運営の第一歩は「レンタルサーバー」と「独自ドメイン」の契約です。これらはネット上の土地や住所にあたるイメージ!
- WordPress対応のおすすめレンタルサーバー
- エックスサーバー:高速表示が期待でき、管理画面がわかりやすい。利用者も多く情報が豊富。
- ConoHa WING:初期費用無料で、割引キャンペーンも頻繁に実施されている。初心者向けにわかりやすい管理画面が特徴。
- ロリポップ:比較的安価なプランから始められ、ライトユーザーにも向いている。
- 独自ドメインの取得方法とポイント
- お名前.comやムームードメインなどのドメイン取得サービスで好きな文字列を検索
- 空いていればそのまま取得手続きへ進む
- 「.com」「.net」などは認知度が高く人気がある
- サーバーとセット契約でお得になるケースもある
ドメインは変更が難しいため、じっくり検討してから取得しましょう。自身のイメージやブログテーマに合った名前にすると覚えてもらいやすいです。
2. WordPressをインストールする
サーバーとドメインが用意できたら、いよいよWordPressをインストールします。各レンタルサーバーには「WordPress簡単インストール」機能がある場合が多いため、初心者でもそれほど難しくありません。
- 各レンタルサーバーでのWordPress簡単インストール方法
- サーバーの管理画面にログイン
- 「WordPressインストール」などのメニューを選択
- 必要事項(ブログタイトルやユーザー名、パスワードなど)を入力
- ボタンを押せば自動でインストールが開始される
- インストール後に行うべき初期設定
- ログインURL(通常は「ドメイン名/wp-admin」)からWordPress管理画面にアクセス
- プロフィール情報(ユーザー名やニックネーム)の確認・修正
- 一般設定でサイトタイトルやキャッチフレーズを入力
ここを乗り越えると晴れてWordPressブロガーの仲間入り…!最初は分からない用語が出てきても焦らずひとつひとつ確認すれば大丈夫です。
3. WordPressの基本設定
WordPressをインストールしただけで放置していると、検索エンジンや読者に見つけてもらいづらい状態です。最初にやっておきたい設定をご紹介します。
- 一般設定(サイトタイトル・キャッチフレーズの設定)
まずはWordPress管理画面の「設定」→「一般」でサイトの基本情報を入力しましょう。サイトタイトルはブログ全体の看板のようなもの。キャッチフレーズは簡潔にブログの特徴を表すと、訪問者にわかりやすいです。 - パーマリンクの設定(SEOに効果的なURLの作り方)
パーマリンクとは各ブログ記事のURLのことです。「?p=123」のような数字だけのURLよりも、「/category/article-title/」のようにわかりやすい構造にすると検索エンジンにも好まれやすいと考えられています。管理画面の「設定」→「パーマリンク設定」からお好みの形式を選択してみましょう。
これらをしっかり最初に設定しておけば、後々の修正手間が減ります…!
WordPressのデザインを整える
1. テーマを選ぶ
WordPressでは「テーマ」を変更するだけで、サイト全体のデザインや構成ががらっと変わります。無料・有料それぞれに良さがあります。
- 無料テーマと有料テーマの違い
- 無料テーマ:費用ゼロで導入でき、試してみやすい。ユーザー数が多く情報も多いが、アップデート頻度やサポート体制がまちまち。
- 有料テーマ:プロが作り込んでいるため、デザイン性や機能性が高い。サポートフォーラムやアップデート体制もしっかりしていることが多い。
- 初心者におすすめのWordPressテーマ
- Cocoon(無料):シンプルで軽快、SEOの基本対策も整っていて多くの初心者に支持されている。
- Swell(有料):洗練されたデザインとブロックエディタへの最適化が特長。初心者でも直感的に使いやすいと評判。
- AFFINGER(有料):アフィリエイト向きの設計で細かなカスタマイズが可能。自由度が高い反面、設定項目が多いのでじっくり取り組みたい方向け。
テーマによっては、もともとアイキャッチ付きのデザインが整っていたり、広告の配置がしやすかったりと機能面に差があります。ブログの目的や好みに合わせて選ぶと運営が楽しくなります!
2. 必須プラグインを導入する
プラグインはWordPressの機能を拡張するための“追加ツール”です。初心者でも入れておくと便利なものをいくつかピックアップします。
- セキュリティ対策
- Wordfence Security:不正アクセスやウイルスからサイトを守ってくれる総合セキュリティプラグイン。
- Akismet Anti-Spam:スパムコメントを自動で振り分けしてくれる。
- SEO対策
- All in One SEO PackまたはYoast SEO:サイト全体のメタタグ設定やサイトマップ生成など、SEOに必要な機能がまとまっている。
- サイト高速化
- WP Fastest CacheやW3 Total Cache:キャッシュ機能によってページ読み込みを素早くし、訪問者のストレスを減らす。
ただしプラグインを入れすぎるとサイトが重くなることもあるため、必要最小限に抑えるのがコツ…!本当に必要な機能だけ厳選しましょう。
初めての記事を投稿してみよう
1. 記事の書き方と投稿の流れ
WordPress管理画面の「投稿」→「新規追加」から記事作成をスタートできます。最初に大まかな構成を決めておくとスムーズです。
- タイトルを入力
訪問者が最初に目にする部分。記事の中身を端的に示したタイトルを心がけたいところ…! - 本文を作成
WordPressのブロックエディタでは、段落や画像、見出しなどをブロック単位で編集できます。 - 画像を挿入する
文章だけではわかりにくい部分は画像を使うと理解度がUP。著作権に注意してフリー素材サイトを活用するのも手。 - カテゴリやタグを設定
ブログの整理と読みやすさのためにカテゴリやタグをつけましょう。 - プレビューで確認し、問題なければ公開
2. 読みやすい記事を書くコツ
ブログはWeb上で読むものなので、スマホやPC画面での視認性を意識しましょう。
- 見出し(H2・H3)の使い方
H2で大きなセクション、H3でその下の詳細内容を示すイメージ。読者がスクロールした時にどんな内容が書いてあるか一目でわかるように設計すると親切です。 - 段落や箇条書きを活用して分かりやすくする
長い文章でも、適度に改行やリストを挟むと読みやすいです。箇条書きの時は結論を先に書き、ポイントをシンプルにまとめると読みやすさがぐんと上がります…!
ブログ記事の最初の数行が命とも言われるほど、冒頭部分で読者の興味を引けるかどうかが大切です。インパクトのある書き出しや問いかけなどで思わず読みたくなる工夫を盛り込みましょう。
WordPressブログ運営のポイント
1. アクセスを集めるためのSEO対策
せっかく記事を書いても、検索エンジンから来てくれる人が少なければ読まれるチャンスは限られてしまいます。そこで基本的なSEO対策のポイントを押さえておくと有利です。
- SEOに効果的な記事タイトルの付け方
- タイトルにメインのキーワードを含める
- 30~35文字前後を意識し、内容が伝わりやすい表現を心がける
- 読者が「これだ!」と感じるような具体性や数字を入れるのも効果的
- 内部リンクと外部リンクの活用
- 内部リンク:関連する過去記事へリンクを貼る。読者の回遊率を上げ、滞在時間UPにつながる。
- 外部リンク:公式サイトや信頼できる情報源を引用し、記事の信用度を高める。
地道な記事更新やリライトがSEO評価をじわじわ押し上げます…!急激にアクセスが増えなくても、一歩ずつ積み重ねていきましょう。
2. 収益化の基本
WordPressブログを運営する動機のひとつとして、広告収入やアフィリエイト収益を期待している方も多いはず…!そこで収益化の基本形をご紹介します。
- Googleアドセンス
- ページに貼り付けるだけで自動的に広告が表示され、クリックされると報酬が発生
- 審査があるため、ある程度コンテンツを充実させてから申請すると通りやすい
- アフィリエイト
- A8.netやもしもアフィリエイトなどのASPで商品やサービスを紹介し、成果に応じて報酬を得る方法
- 広告主から提供されるリンクを記事に貼り、購入や申し込みが発生すると報酬が入る
- 初心者でも収益化しやすい方法
- 比較的難易度が低いのは物販系や日用品レビュー。日常で使っているアイテムを紹介することで書きやすく、読者にもイメージが伝わりやすい
- 高額案件に挑戦する場合は、信用を高めるための深い情報提供や、実体験をもとにした説得力ある記事作りが重要
収益化にばかり気をとられすぎると、読者の満足度を置き去りにしてしまうことがあります。まずは「読者の役に立つ記事」を書くことを優先すると自然な流れで広告が活かされるはずです…!
まとめ
- WordPressブログの始め方は意外と簡単!
レンタルサーバーとドメインを用意し、簡単インストール機能でWordPressを導入すれば、数時間でブログを立ち上げることができます。 - 初期設定をしっかり行い、記事を書きながら運営スキルを磨こう
テーマ選びやプラグインの導入、パーマリンクの設定などの基礎を押さえておくと、のちのちスムーズに運営できるでしょう。 - 継続が大事!定期的に記事を更新し、読者を増やしていこう
ブログは一夜にして大勢に読まれるものではありません。少しずつ記事を積み重ね、リライトやSEO対策を行ううちにアクセスが増え、やがて広い読者層へと届いていくことが期待できます。
WordPressを使いこなすと、自分だけの情報発信スペースを持てるのが魅力…!ぜひこの記事を参考に、あなただけのサイトを育ててみてください。テーマやデザインに迷ったら、最初はシンプルにスタートし、慣れてきたらプラグインやカスタマイズで彩りを加えていくのも楽しいですよ。どうぞ楽しみながら続けてください。