【初心者向け】グラボ選びの教科書!性能・価格・用途別おすすめ

グラフィックボードの選び方 パーツ・周辺機器
記事内に広告が含まれています。
にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム情報へ にほんブログ村 PC家電ブログ PC情報へ にほんブログ村 その他生活ブログ サブスクへ

最近、ゲームのフレームレートが低くてイライラした経験はありませんか?敵を倒す前に倒されてしまう、重要な場面でカクついてしまう…そんな経験をしたことがある方は、ぜひこのブログ記事を読んでみてください。

グラフィックボードって種類が多くてどれを選べばいいかわからない…そんなあなたにもグラフィックボードの選び方を詳しく解説。用途や予算に合った、最適なグラボを見つけましょう。

それでは、紹介していきます。

スポンサーリンク

グラフィックボードとは?

まずはグラフィックボードとは何かについて解説します。
グラフィックボードの役割は、大きく3つです。
・パソコンの画面に画像を表示する
・ 3Dグラフィックス処理を高速化し、ゲームや動画編集などのパフォーマンスを向上させる
・ディープラーニングやAI処理など、膨大なデータの処理

ゲームのパフォーマンスに大きく影響するパーツなのでゲームを高画質でプレイしたい方や、高いフレームレート値を出したい方は性能の高いグラフィックボードを選びましょう。

主なグラフィックボードメーカーと特徴

主なグラフィックボードメーカーとそれぞれの特徴について解説します。

NVIDIA

高い性能と安定性を誇る。ゲーマーやクリエイティブなユーザーに人気。

AMD

コストパフォーマンスに優れる。近年は性能も向上しており、幅広いユーザー層から支持を得ています。

その他メーカー

NVIDIAやAMDのGPUを搭載したグラフィックボードを販売しているメーカー。独自の設計や機能を搭載したモデルも多いです。

グラフィックボードの性能の見方の解説

グラフィックボードの性能をあらわす用語について解説します。
グラフィックボードの性能をみるうえで重要な項目ですのでぜひチェックしてください。

GPU

グラフィックボードの頭脳と呼ばれる部分。処理速度に大きく影響します。

主なGPUメーカーはさきほど紹介した、NVIDIAとAMD。

最近では、AI処理に特化したGPUも登場しています。

メモリ

グラフィックボードが一時的にデータを保存する場所。容量が多いほど、高画質な画像を処理できます。

最近では、GDDR6などの高速メモリが主流。

メモリバス幅

メモリとGPU間のデータ転送速度に影響する。幅広いほど、高速な転送が可能になります。

クロック速度

GPUの動作速度。数字が大きいほど、処理速度が速くなります。

ブーストクロック

負荷がかかった時に自動的に上がるクロック速度。より高いパフォーマンスを発揮できます。

TDP

Thermal Design Powerの略称で、GPUが最大でどれだけの熱を発するのか、どれだけ電力を消費するのかをあらわします。数字が小さいほど消費電力が低くなりますが、性能の高いグラフィックボードはTDPが高い傾向にあります。

用途別おすすめグラフィックボード

それぞれの用途に適したおすすめのグラフィックボードを解説します。

用途により必要な性能は異なりますが、GeForce RTX3060ti以上を選んでいればどんな用途でも快適に使用できるでしょう。

ゲーミング

最低限、GeForce GTX 1660super以上の性能が必要。より高画質で快適にプレイしたい場合は、GeForce RTX 3060Ti or RTX 4060Ti以上がおすすめ。

ゲームの種類や解像度、フレームレートの目標によって、必要な性能は異なります。

GeForce GTX 1660 super:4万円前後で画質やフレームレートにこだわらなければ十分な性能。
GeForce RTX 4060 Ti:6万円前後で高画質・高フレームレートのゲームプレイが可能。
GeForce RTX 4080 super:4K解像度での高画質・高フレームレートゲームプレイにも対応。18万円前後。

動画編集

最低限、GeForce GTX 1660 super以上の性能が必要。より高画質でスムーズな編集を行う場合は、GeForce RTX 3070以上がおすすめ。

編集ソフトや動画の解像度、フレームレートによって、必要な性能は異なります。

GeForce RTX 3070:高画質でスムーズな動画編集が可能。
GeForce RTX 3080:より高負荷な編集や4K動画編集にも対応。
GeForce RTX 3090:プロ向けの高性能グラフィックボード。

クリエイティブワーク

最低限、GeForce RTX 3060以上の性能が必要。より高負荷な作業を行う場合は、GeForce RTX 3080 Ti以上がおすすめ。

使用するソフトや作業内容によって、必要な性能は異なります。

GeForce RTX 3080:3D CADやCG制作など、高負荷な作業に対応。
GeForce RTX 3090:さらに高性能な作業やAI処理にも対応。
AMD Radeon RX 6900 XT:クリエイティブワーク向けの高性能グラフィックボード。

その他

ブラウジングやネット動画視聴など、軽作業のみであれば、GeForce GTX 1650以下でも十分。
用途が明確ではない場合は、コスパに優れ万能性の高いGeForce RTX 3060がおすすめ。

GeForce GTX 1650:軽作業やブラウジング、ネット動画視聴などに最適。
GeForce RTX 3060:万能性の高いグラフィックボード。幅広い用途に対応。

価格帯別おすすめグラフィックボード

ここからは価格帯別におすすめのグラフィックボードを解説します。
予算にあったグラフィックボードを選んでみてください。

予算5万円以下

エントリー向けが多い価格帯です。
性能はそれほど高くはないですが、ゲームや軽い作業をする程度なら十分な性能を備えています。
予算を抑えたい方におすすめのグラフィックボードを紹介します。

GeForce RTX 3050

フルHD解像度で中程度の画質・フレームレートのゲームプレイが可能。
動画編集やクリエイティブワークにもある程度対応できる。

Radeon RX6600XT

RTX3060と同等程度の性能ながら省電力なグラフィックボード。

予算5万〜10万円

ミドルクラスのグラフィックボードが多い価格帯です。
この価格帯であればゲームや動画編集も不自由なくこなせます。
ある程度の性能を求めつつ価格を抑えたい方におすすめの、高コスパなグラフィックボードを紹介します。

GeForce RTX 4060

5万〜10万円でおすすめなグラフィックボードはGeForce RTX 4060です。
フルHDでの高画質高フレームレートで安定してゲームを楽しめるのはもちろん。

さらにはWQHD高画質高フレームレートを狙ることもできる性能です。
性能面・価格面ともにバランスに優れているため、ある程度予算に余裕がある方には
RTX4060をおすすめします。

グラフィックボード購入時の注意

グラフィックボードを購入する際の注意点は以下の3点です。

グラフィックボードの消費電力と電源容量

グラフィックボードの消費電力と搭載している電源の容量には注意が必要です。
消費電力の高い高性能グラフィックボードを購入しても電源容量が足りておらず、パソコンが起動しなかったり動作が不安定になったりすることがよくあります。

グラフィックボードを購入する前に消費電力と自分のパソコンの電源容量を必ず確認しましょう。
場合によっては電源容量の大きいものに変える必要があります。

ケースのサイズ

ケースのサイズにも注意が必要です。高性能なグラフィックボードは冷却性能を高めるためにファンの数を増やしたりヒートシンクを大きくしたりしています。
そのためサイズが大きくなり、ケースに収まらない、他の部品と干渉するというトラブルが起きることがあります。現在使っているケースの大きさと購入を考えているグラフィックボードの大きさをチェックしておきましょう。
商品の公式サイトや紹介ページに記載されていることもあります。

ディスプレイのリフレッシュレート

ゲーム用途の場合にありがちな失敗として、パソコンの性能は高く高画質・高リフレッシュレートでゲームをプレイできるにもかかわらず、モニターの性能が低いためHD画質までしか出力できない、60fpsまでしか出せない。ということが多々あります。

現在使っているモニターの性能を事前に確認しておきましょう。モニターの性能が低い場合、快適にゲームを楽しむためにも、高リフレッシュレートのモニターに買い換えるのをオススメします。

まとめ

グラフィックボードはパソコンのグラフィックに関わるパフォーマンスに大きく左右する重要なパーツです。

用途や予算に合わせて最適なグラフィックボードを選びましょう。

タイトルとURLをコピーしました