最近話題になっているラピッドトリガーという機能をご存じですか?
ラピッドトリガー機能が搭載されたキーボードを使うことでゲームで有利になると言われているほどゲーム向きの機能なのです。
この記事では、ラピッドトリガーとは何なのか?メリット・デメリット、おすすめのラピッドトリガー搭載キーボードを紹介していきます。
ラピッドトリガーとは?
ラピッドトリガーとは、押し込んだキーを離した瞬間にキーを離した判定になる機能です。
一般的なキーボードではキーを押したとき、特定の箇所まで押し込むと押した判定になります。反対に、押し込んだキーを離したときも特定の箇所までキーが戻ることで離した判定になるのです。
しかし、ラピッドトリガーが搭載されたキーボードは、キーを押したり離したりしたときに瞬時に判定が切り替わるので、より素早い操作が可能になります。
Valorantなどの「ストッピング」というテクニックを必要とするゲームにおいて、キーの押し込み判定が重要なので、ラピッドトリガー機能は大きなアドバンテージとなります。
ラピッドトリガーのメリット・デメリット
さきほどは、ラピッドトリガーの仕組みを解説しましたが、実際にどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
メリット
ラピッドトリガー機能のメリットは以下のような点があげられます。
・キーを繰り返し押すのに必要な移動距離が短くなるので高速で連打できる
・キーボードによっては、アクチュエーションポイントとリリースポイントを個別に設定できる
ラピッドトリガーの一番のメリットともいえるのですが、キーを離した瞬間にキーが戻った判定になるので、高速での連打が可能になります。高速での入力が必要な場面や、一瞬の反応が勝敗を分けるような場面で活躍すること間違いなしです。
デメリット
ラピッドトリガー機能のデメリットは以下のような点があげられます。
・価格がやや高め
一番のデメリットとなるのがやはり価格でしょうか。
安いものでも2万円近くしますし、高いものでは4万円以上するものもあります。
しかし、値段がそれなりに高くても人気ということはラピッドトリガー機能にはお値段以上の価値があるのでしょう。
おすすめのラピッドトリガー搭載キーボード
ラピッドトリガーの仕組み、メリット・デメリットについて解説したところで、おすすめのラピッドトリガー搭載キーボードを紹介していきます。
REALFORCE GX1
アクチュエーションポイントやラピッドトリガーの範囲を細かく設定できるのがREALFORCE GX1の魅力。アクチュエーションポイントは0.1mm~3mmの範囲を0.1mm単位で設定可能。さらにラピッドトリガーも0.1mm単位で設定できます。
また、Aキー・Dキーの同時入力を無効化し、後からの入力を有効にする「Kill Switch機能」も搭載しています。VALORANTなど「ストッピング」が重要となるゲームをプレイする方におすすめです。
SteeleSeries Apex Pro シリーズ
ラピッドトリガーのオンオフをキーボード上で変更できるのが特徴。アクチュエーションポイントは0.1mm~4mmの範囲を0.1mm単位で設定できます。
キーボードのサイズが60%・80%・100%の3種類あり、さらに日本語配列・US配列を選ぶことができるので自分の好みのキーボードを選択することができます。
Wooting 60 HE
使用しているプロゲーマーも多い、人気のラピッドトリガー搭載キーボードです。アクチュエーションポイントを0.1mm~4mmの範囲で0.1mmごとに設定可能。
入力遅延が抑えられているのでキー入力が素早く反映されるされます。オンラインゲームなど一瞬の差が勝敗を分けるようなゲームをプレイする方に向いています。
DrunkDeer A75
ラピッドトリガーを搭載しているキーボードの中でも比較的低価格なのがDrunkDeer A75のおすすめポイント。ほかのラピッドトリガー搭載キーボードと比べると値段の差が一目瞭然です。
アクチュエーションポイントを0.4mm~3.6mmの範囲で設定できます。磁気スイッチを採用しているため耐久性に優れているのもおすすめポイント。